Another side of Seiko 27

松田聖子( Seiko Matsuda ) Another side of Seiko 27歌詞
1.瑠璃色の地球

作詞:松本隆
作曲:平井夏美

夜明けの来ない夜は無いさ
あなたがポツリ言う
燈台の立つ岬で
暗い海を見ていた

悩んだ日もある 哀しみに
くじけそうな時も
あなたがそこにいたから
生きて来られた

朝陽が水平線から
光の矢を放ち
二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球

泣き顔が微笑みに変わる
瞬間の涙を
世界中の人たちに
そっとわけてあげたい

争って傷つけあったり
人は弱いものね
だけど愛する力も
きっとあるはず

ガラスの海の向こうには
広がりゆく銀河
地球という名の船の
誰もが旅人

ひとつしかない
私たちの星を守りたい

朝陽が水平線から
光の矢を放ち
二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球
瑠璃色の地球


2.時間旅行

作詞:松本隆
作曲:松田聖子

出発ロビー 飛行機の翼が窓に映る
懐かしい声 振り向けば
少しやせた横顔

あれが新しい人?
寄り添って親しげに話してる
そうよ二年振りね
気がついて遠くから会釈したわ

※もしあの日に別れなければ
同じ翼で旅してた
時計の針は戻せないのね
二度とあなたの腕には帰れない※

私はパリへ一人旅
あなたは西海岸
走り寄りたい気持ちだけ
必死に押さえてたの

好きよ今もたぶん
隠してもさとられてしまいそう
忘れ去ったはずの
愛なのにまた胸が痛みだした

一瞬だけの時間旅行ね
二人の過去がよみがえる
チケットを手に旅立つ前に
もう一度だけ瞳で会話して

(※くり返し)


3.制服

作詞:松本隆
作曲:呉田軽穂

卒業証書抱いた
傘の波にまぎれながら
自然にあなたの横
並ぶように歩いてたの

四月からは都会に
行ってしまうあなたに
打ち明けたい気持ちが…
でもこのままでいいの
ただのクラスメイトだから

失うときはじめて
まぶしかった時を知るの

真っ赤な定期入れと
かくしていた小さな写真(フォト)
セーラー服着るのも
そうね今日が最後なのね

テスト前にノートを
貸してくれと言われて
ぬけがけだとみんなに
責められた日もあるわ
ただのクラスメイトなのに

失うときはじめて
まぶしかった時を知るの

桜が枝に咲く頃は
違う世界でひとりぼっちひとりぼっち
生きてる

雨にぬれたメモには
東京での住所が…
握りしめて泣いたの
そうこのままでいいの
ただのクラスメイトだけで

失うときはじめて
まぶしかった時を知るの


4.抱いて…

作詞:松本隆
作曲:David Foster

何度も別れを
心に決めても
あなたの顔を見るたび
How can I stop loving you

誰かの電話を
あわてて切るのね
私はくちびる噛んで
悲しく微笑う
How can I stop loving you

Hold me 嵐の
夜はベッドで抱いていてね
Hold me 心が
風に吹かれて 飛ばされぬように
抱いて 抱いていて

知らない都会で
生きてる夢見た
目覚めてあなたを探すの
月の光りに
How can I stop loving you

Hold me あなたに
秘密にしてた ニュースがある
Hold me 私の
奥に芽生えた命を祝って
抱いて 抱いていて

Hold me 嵐の
夜はベッドで抱いていてね

Hold me 心で
風に吹かれて飛ばされぬように
抱いて 抱いていて
抱いて 抱いていて
抱いて 抱いていて


5.セイシェルの夕陽

作詞:松本隆
作曲:大村雅朗

島をめぐる白い船が
岬をまわって消えてゆく

ワラの屋根のバンガローに
今夜は一人で泊まるのよ

樹のハンモック そっと揺らしながら
この絵葉書を書いたの

ほら セイシェルの夕陽が
今 海に沈んでくわ
真っ赤なインク 海に流してる
あなたにも見せたいわ

もしあなたがここにいたら
きっとロマンスが生まれたわ

離れてみてわかったのよ
大切な人は誰かって

白い貝殻 拾い集めながら
ブレスレットを作るわ

ほら セイシェルの夕陽が
今 海に沈んでくわ
世界のどんな場所で見るよりも
美しい夕焼けよ

ほら セイシェルの夕陽が
今 海に沈んでくわ
私は熱い紅茶飲みながら
何故かしら涙ぐむ

「セイシェルの夕陽が」絵葉書に
「海に沈んでくわ」追伸の
「セイシェルの夕陽が」キスをして
「海に沈んでくわ」…


6.蒼いフォトグラフ

作詞:松本隆
作曲:呉田軽穂

光と影の中で
腕を組んでいる
一度破いてテープで貼った
蒼いフォトグラフ

今一瞬あなたが好きよ
明日になればわからないわ
港の引き込み線を
渡る時 そうつぶやいた

みんな重い見えない荷物
肩の上に抱えてたわ
それでも何故か明るい
顔して歩いてたっけ

いつも悩みを相談した
あなたにも話せない
時が来たの

写真はセピア色に
褪せる日が来ても
輝いた季節 忘れないでね
蒼いフォトグラフ

次に誰か好きになっても
こんなピュアに愛せないわ
一番綺麗な風に
あなたと吹かれてたから

いつも何かに傷ついてた
そんなとこ 二人共
よく似てたね

いつか何処かで逢っても
変らないねって
今の青さを失くさないでね
蒼いフォトグラフ

光と影の中で
腕を組んでいる
一度破いてテープで貼った
蒼いフォトグラフ


7.未来の花嫁

作詞:松本隆
作曲:財津和夫

空カン ひきずって
あの娘 彼と車にのるの

花びらを散らして
鐘が鳴り響くわ

あなたはネクタイを
ゆるめながら 退屈な顔

私たちの場合
ゴールは遠そうね

プロポーズはまだなの
ねえ その気はあるの
瞳で私 聞いてるのよ

友だちから 名前が
変わるニュース聞くと
何故か複雑 微妙なの

あの娘は グループで
一番地味で おくれてたのに

誰よりも最初に
愛を射とめたのよ

答は決めてある
胸の奥のひきだしの中

はっきりしないのは
あなたの悪い癖

プロポーズはまだなの
いつまで 待たせるの
ケーキにナイフ いついれるの

※ねえ 未来の花嫁
隣にいることを
忘れないでね 約束よ※

瞳で私 聞いてるのよ

(※くり返し)


8.Only My Love

作詞:Yoshiko Miura
作曲:Yuichiro Oda

You are only my love, my love my love
愛は自由な空の翼
あなたと今この道歩いて行きたい

頬杖ついて時を止めてても
街はもう春ね
ひとつずつ脱ぎ捨てた誤解
足跡にして
そうよあの時大人の愛であなたを
抱きとめればよかったの
Oh, ho ho ho…
You are only my love, my love my love
愛は自由な空の翼
あなたと今この道歩いて行きたい

庭に咲いたわ小さな花
あざやかな色で
私の中眠ってた愛に
火をつけてゆく
そうよプライド捨てても欲しいと言える
それが若さの力よ
Oh, ho ho ho…
You are only my love, my love my love
愛は自由な空の翼
あなたと今この道歩いて行きたい

You are only my love, my love my love
愛は自由な空の翼
あなたと今この道歩いて行きたい


9.Canary

作詞:松本隆
作曲:SEIKO

見知らぬ子供たちが走る
降り出す雨に追われるように
歩道の脇のシトロエン
窓のあなたに Say Good-bye

ミラーに港町が映る
あなたと暮した部屋が消える
薔薇の模様の壁紙
窓の横にカナリア

歌い続けている青い小鳥のように
命のある限り あなたを忘れないわ

一人で生きる自信と
翼をくれたあなたを…

自分を試してみたいのよ
都会のどこか片隅の店
ピアノを弾いて歌うわ
そんな夢も話した

自由に飛べばいい 夢をあきらめないで
ぼくの手のひらから 羽撃いてゆくがいい

静かに言ってあなたは
私の背中押したの

歌い続けている青い小鳥のように
命のある限り あなたを忘れないわ

一人で生きる自信と
翼をくれたあなたを…
翼をくれたあなたを…


10.続・赤いスイートピー

作詞:松本隆
作曲:Steve Kipner・Linda Thompson & David Foster

アルバムの最後の色あせた押し花が
海辺に誘うの

駅員に頼んで写真撮ってもらった
同じベンチで あなたがいないだけ

赤いスイートピーの花が咲く
季節がまた来るの
もしも強引にこの腕を
つかんで生きてくれたら
続いてるの?

幸福な結婚してると聞いた時
何故かほっとした
優しいあなたには 優しい人がいい
女らしくておとなしい人が

赤いスイートピーの花ひとつ
髪へと飾るのよ
少しおとなびた私を
あなたに見せたいけれど
無理な夢ね

きらめく砂をけって
未来へ翔けていた
あの日に戻れるなら
すべて失くしていい

赤いスイートピーの花が咲く
季節が哀しいのよ
もしもわがままを言わずに
生きれば運命は違ったの?


11.螢の草原

作詞:松本隆
作曲:安藤まさひろ

星空を焦がしてキャンプ・ファイアーの火の粉
山影のふもとに町の灯が揺れてるわ
あなたに手をひかれ川のほとり歩く
静かな夏の夜

水晶の冷たいせせらぎに
熱い気持ちを笹舟のように浮かべては流してた
あなたが好きよ

蛍が飛んでいるわ
無数に星のように
小さな命燃やし
二人の行方照らして

いつかこんな夢を見たような気がする
きっと前世から結ばれる運命ね
神秘的な笑みをあなたは浮かべると
私を抱くのよ

軽々と両手に抱いたままで
あなたは宙にすこしずつ浮かび上がるのよ 不思議だわ
星空高く

蛍が飛んでいるわ
ほのかな灯りつけて
きらめく天の川へ
二人をそっと運んで

ごらん
蛍が飛んでいるわ
無数に星のように
小さな命燃やし
二人の行方照らして

蛍が飛んでいるわ
ほのかな灯りつけて
きらめく天の川へ
二人をそっと運んで


12.真冬の恋人たち

作詞:松本隆
作曲:大村雅朗

冬の湖 氷の鏡に
バック・ターンでポーズ決めるあなた

私 知らない スケートはきらい
立っているのが やっとなんだもの
い・じ・わ・る

「可愛いね 君」離れてるから
「ねぇ ひとりきりなの」
知らない人が 声をかけるのよ

ちょっとあなたは あわてて飛んで来て
私の右手をつかむのよ
それでいいの それでいいの
あなたが大好き

スケートぐつを 肩にぶらさげて
湖畔のカフェに暖まりに来たの

かじかんだ手を暖炉にかざして
パチパチ はねる炎のダンスを見てたの

「可愛いね 君」声をつくって
「ねぇ ひとりきりなの」
さっきの人の 真似をするあなた
いいえ 先約があるの残念ね
心に決めてる人なのよ
誰でしょうね 誰でしょうね
私の恋人

あなたは自分を指さして
うぬぼれやさんね 得意顔
それでいいわ それでいいわ
あなたが大好き


13.夏物語

松田聖子 with 原田真ニ
作詞:Shinji Harada
作曲:Shinji Harada

誘われて涼し気な月に
あなたに会ったMoon Balcony

君の笑顔に息をのみ
Kissに落ちてくMy Destiny

My summer Angel 夏の熱さのせいじゃない
手をつないだら もう波の音さえ聞こえない

出会いはまるで真夏のMagic
一緒がいいね二人

星空の下動き出す
二人の夏物語

奏でたメロディーそれはYou and I
遠い記憶開く鍵

夢見ていたのこんな偶然
輝きはじめた世界

My summer Angel 溢れる涙はHappiness
胸にしみるVoice その暖かさがすべてをHealing

恋が始まる地球のどこかで
やさしくなれるね誰も

星空の下動き出す
二人の夏物語 銀河に浮かべた船で 二人の夏の物語


14.マイアミ午前5時

作詞:松本隆
作曲:来生たかお

海辺の三叉路横切って
タクシーだけ待ってたの

あなたは通りの向う側
霧が低く流れてる

靴の底には砂がつまって
痛いから
逆さに振れば二人だけの夏が
こぼれるわ

マイアミの午前5時
ブルー・グレイの海の
煙るような夜明けを
あなたも忘れないで

水色の午前5時
車の来ない道の
白いセンター・ライン
駆けよってサヨナラと
キスしてね

はじめて出逢った瞬間に
傷つく日を予感した

あなたの腕の缶のビールを
いたずらに
ひと口飲んで遠い船の灯り
数えたわ

マイアミの午前5時
街に帰る私を
やさしく引き止めたら
鞄を投げ出すのに

水色の午前5時
生きる世界が違う
そう短くつぶやく
横顔の冷たさが
憎らしい

マイアミの午前5時
ブルー・グレイの海の
煙るような夜明けを
あなたも忘れないで

水色の午前5時
車の来ない道の
白いセンター・ライン
駆けよってサヨナラと
キスしてね


15.瑠璃色の地球

作詞:松本隆
作曲:平井夏美

夜明けの来ない夜は無いさ
あなたがポツリ言う
燈台の立つ岬で
暗い海を見ていた

悩んだ日もある 哀しみに
くじけそうな時も
あなたがそこにいたから
生きて来られた

朝陽が水平線から
光の矢を放ち
二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球

泣き顔が微笑みに変わる
瞬間の涙を
世界中の人たちに
そっとわけてあげたい

争って傷つけあったり
人は弱いものね
だけど愛する力も
きっとあるはず

ガラスの海の向こうには
広がりゆく銀河
地球という名の船の
誰もが旅人

ひとつしかない
私たちの星を守りたい

朝陽が水平線から
光の矢を放ち
二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球
瑠璃色の地球


16.ハートをRock

作詞:松本隆
作曲:大村雅朗

※さあ 踊りましょう
月夜のステップで
ねえ 差し出した
右手を重ねてね※

あなたに誘われた
コンサート それもクラシック
まぶたを閉じないで
眠るコツ 発見しそうよ

ハートをRockされたいの
時にはBACHもいいけれど
二時間も着なれないドレス
いい娘にしてると疲れるわ

あなたの話し方
哲学の先生みたいね
単語が意味不明
辞書がなきゃ デートも出来ない

ハートをKnockしたいのよ
ちょっぴり真面目すぎるから
退屈なドアをこじあけて
素敵な世界へ連れてくわ

あなたは自分でも
気がついていないでしょうけど
眼鏡を外したら
ハンサムね 違う人みたい

ハートをLockされたいの
家まで送ってとせがみ
間違った道を教えるわ
このまま時間に鍵かけて

あなたを変えたいの
すこしづつ私の好みに
デートのスケジュール
この次は私にまかせて

ハートをRockされたいの
私の心のドラムを
思いきり叩いてほしいの
ビートがなければつまらない

(※くり返し×3)


17.SQUALL

作詞:三浦徳子
作曲:小田裕一郎

I wish shining days
いつも夢に見ていたのです
I wish shining eyes
めぐり逢える素敵な瞳

oh, スコール こんな気持は
oh, スコール はじめてなの
灼けた肌つきさすように
oh, スコール 砂が燃えるわ

oh, スコール 激しい流れ
oh, スコール カヌーに乗って
ゆくみたい危険な感じ
oh, スコール 恋が始まる

oh, スコール 突然の嵐
oh, スコール 巻き起こる洪水
青い渚あなたと二人

oh, スコール 不思議な気持
oh, スコール 口もきけずに
抱きしめたあなたの瞳
oh, スコール 海が燃えるわ

oh, スコール 着飾る心
oh, スコール ひとりずつ
はぎ取ってしまうみたいに
oh, スコール 恋が始まる

oh, スコール 突然の嵐
oh, スコール 巻き起こる稲妻
青い渚あなたと二人


18.チャペルの小径


19.パイナップル・アイランド

作詞:松本隆
作曲:原田真二

ねえシュロの葉陰で
うとうと夢見れば
ココナツ色の風
もう私は人魚

揺れる舟で漂うの
白く遠いラグーンまで

青い地球の上
ポツンと無人島
あなた以外は
もう誰もいない

海の底潜れば
熱帯魚のジルバ
珊瑚の林抜け
あなたと旅するの

時の針も動かない
何もかもが神秘的

青い地球の上
ポツンと無人島
あなた以外は
もう誰もいない

背中にコパトーン
ビキニの紐のあと
あなたはドギマギと
眼を伏せてばかりね

ねえシュロの葉陰で
うとうと夢見れば
ココナツ色の風
もう私は人魚


20.いちご畑でつかまえて

作詞:松本隆
作曲:大瀧詠一

早く迎えに来て
白い自転車で
ディズニー映画に似た
夜明けを抜けて

雨のしずくがまだ
窓に光る朝
レース模様の服
選んで待つわ

いちご畑で私を
つかまえていいわ

恋は魔法つかい
つえを振るだけで
ただの女の子が
ガラスのプリンセス

赤いいちごの実に
そっとキスをして
走るあなたの手に
投げてもいいわ

好きとささやかれて
めまい感じても
私簡単には
振り向かないの

いちご畑で私を
つかまえていいわ

そしてあなたの手を
じらす風になる
走り疲れた時
わざと転ぶかもね

好きな人できたら
最初は逃げるものよ
そう教わった
ママの恋のてほどき

恋は魔法つかい
つえを振るだけで
ただの女の子が
ガラスのプリンセス

Bidan Bidan Bidubidubidan
Bidan Bidan Bidubidudan
Bidan Bidan Bidubidubidan
Bidan Bidan Bidubidudan
Bidan Bidan Bidubidubidan
Bidan Bidan Bidubidudan
Bidan Bidan Bidubidubidan
Bidan Bidan Bidubidudan
Bidan Bidan Bidubidubidan
Bidan Bidan Bidubidudan
Bidan Bidan Bidubidubidan
Bidan Bidan Bidubidudan


21.Kimono Beat

作詞:松本隆
作曲:小室哲哉

紫陽花の花の色
ぼんやりと霞む雨
水溜まり映るのは
晴れ着着た私の影

竹林横切れば
身を隠すその背中
かくれんぼ あなただわ
噂でも聞いて来たの?

Fu Fu 気のすすまない義理の
お見合いなの
Fu Fu うんざりしてたとこよ
お茶の席で

Kimono Beat 逃げ出そうよ
指と指を結んでね
Kimono Beat 未来くらい
自分の手で選びたいの
Kimono Beat 頑固すぎる
パパとママはあわてても
Kimono Beat かまわないわ
あなたと生きたいの

窮屈な帯だけど
似合うでしょ意外にも
普段より綺麗だと
見直してくれるかしら

Fu Fu 男の嫉妬なんて
やめてほしい
Fu Fu 私の気持ちならば
知ってるはず

Kimono Beat 細い路地を
走り抜けて砂浜へ
Kimono Beat 一張羅の
晴れ着なのに台なしだわ
Kimono Beat 雨上がりの
光の矢に包まれて
Kimono Beat 振り袖から
牡丹が風に舞う

Kimono Beat 逃げ出そうよ
指と指を結んでね
Kimono Beat 未来くらい
自分の手で選びたいの


22.櫻の園

作詞:松本隆
作曲:大村雅朗

Song for you 散り急いだ
無数の花が空を覆うの
木の下で振り向くあなたの幻
もう一度逢いたい

Song for you 花の音符
風の楽譜に並べて歌う
寂しいといつでもピアノを弾いてた
あの音が好き

※雨上がりの櫻の園
散るために咲くから綺麗なの?
雨上がりの櫻の園
あなたの微笑みを
失って※

Song for you あなたにだけ
囁くように歌ってあげる
肩に置く優しい両手の重みを
今もふと感じる

Song for you 辛い時も
いつも一緒にくぐり抜けたね
透明な気持ちが空へと上って
羽撃いてゆく

(※くり返し)

Song for you 散り急いだ
無数の花が道を覆うの
木の下で振り向くあなたの影
さようならって手を振っていた
櫻は別れの花


23.花一色~野菊のささやき~

作詞:松本隆
作曲:財津和夫

黄昏は花の色
ひそやかな心の色
逢いたくて逢えなくて
静めても騒ぐ気持
人の夢とペンで書けば
儚いって読むのですね
好きでした好きでした
あなたへの花一色

野菊手に駆け寄った
夏の日はもう陽炎
幸(さち)薄い命だけ
吐く息で揺らすように
哀しみへと嫁いでゆく
私の瞳(め)に涙の河
泣きました泣きました
あなたへの花一色

人の夢とペンで書けば
儚いって読むのですね
好きでした好きでした
あなたへの花一色


24.Sleeping Beauty

作詞:松本隆
作曲:大村雅朗

渚のパラソル瞳を閉じたまま
裸の陽射しの中で
波音聞いていたの

海から戻ったあなたの息使い
誰かがラジオを抱いて
ビーチ横切る

眠ってるの? 聞かれたけど
寝てる振りよ
あなたの影が静かに近付いて
そっとくちびるにふれてゆくのよ
Woo Sleeping Beauty 目覚めなさい

二度と恋なんかしないと決めてたの
不幸の針に刺されて
心を閉ざしてたわ

あなたの優しさ知るたび変わったの
明るくなってゆくのが
自分でわかる

眠ってるの? 聞かれたけど
寝てる振りよ
優しいKISSの途中で眼を開けて
ぎゅっと背中を抱きしめてあげる
Woo Sleeping Beauty 目覚めなさい

眩しい光の中
あなたが立っているわ
微笑いながら
腕を差しのべてくれる


25.感謝しているヨ!

作詞:Seiko Matsuda
作曲:Ryo Ogura

※ひろい地球で
めぐり逢えた
そうよ destiny
どんな時も 私のこと
支えてくれたね
本当に 感謝しているヨ!※

心からの ありがとうの 気持ちを
あなたの胸 届けたいの
長い間 私だけ 見つめてくれていたね
守ってくれた

(※くり返し)

つらい時や 泣きたくなる時に
あなたの声 あたたかくて
涙ふいて 又 明日に向かい
頑張れるよう 力くれたね

(※くり返し)

ずっと これからも 夢を追いかけよう
どんなむずかしい事も できるから
手をつなぎ 一緒に 未来へ
しあわせだよね この瞬間
同じ場所で 同じ気持ち
感じあえる 分かちあえる

(※くり返し)


26.P・R・E・S・E・N・T

作詞:松本隆
作曲:来生たかお

微熱があるように頬がバラ色に燃える
変ね まっすぐ見つめられるとあがるみたい

ぎこちない言葉が紅茶の中で渦巻く
今日が誕生日と覚えてて誘ったのね

燃える頬かくして 風邪ひいたみたいよと
気があることまだ知られたくない
ルルル ルルル…

リボンをほどいたら金の細いネックレス
まるで安物さっててれたけど うれしかった

バイトしていた事 人づてに聞いてたわ
私のため無理させてごめんね
ルルル ルルル…

燃える頬かくして 感のいい人だから
熱い気持 読まれそうでこわい
ルルル ルルル…
ルルル ル ルルル…
ルルル… ラララ ラ ラ ラ

バラ色の燃える頬 ときめいて


27.ボン・ボヤージュ

作詞:松本隆
作曲:呉田軽穂

眼もくらむほどの鉄橋を
渡って汽車は狭い山あいへ

雪どけの水がきらめいて
あなたは眩しそうに窓を見る

次の暗いトンネル
Kissのchanceだねって
そんな事をしたら今度の
駅で降りるわよ…

※Bon Voyage (Bon Voyage) はじめての
Bon Voyage (Bon Voyage) 旅なのに
何も話せない※

こわいのよ 違うレールの上走る
気分なの

アリバイはうまく作れたの
女同士とママに嘘ついて

疑いもしない顔見たら
ちょっぴり胸の隅が痛かった

でもね二人きりだと
妙によそよそしいの
邪魔をする友だちいないと
何故かぎこちない

Bon Voyage (Bon Voyage) 高原の
Bon Voyage (Bon Voyage) 町までに
駅はあと五つ

ペンションに着いて名前を書く時は
どうするの?

(※くり返し)

こわいのよ 違うレールの上走る
気分なの


28.一千一秒物語

作詞:松本隆
作曲:大瀧詠一

※空にペイパームーン
銀のお月様
なぜか wow…shine on me※

はじめてのキッスだと打ち明けた
パーティーのあとの散歩道
クールミントのガムのような
香りが残るの

黙りこくってたら退屈な
女の子だって言われそう
丘から見た町は銀河
あなたの煙草が眼にしみるわ

(※くり返し×2)

一千一秒離さないでね

錆びついた線路を歩いたの
あなたの上着にくるまって
町灯りは呼んでいるけれど
もう少しここに立っていたい

(※くり返し)

頬をつねってよ
夢じゃないのさって
なぜか wow…shine on me

Uhm 離さないでね…